日本人による2つほぼ同時の発見-百武彗星

百武彗星とは、1995年12月と1996年1月にコメットハンターとして国内外に知られている鹿児島県のアマチュア天文家である百武裕司によって発見された2つの彗星です。通常はC/1996 B2の方を指すことが多いです。こちらは1996年3月には明るさが0等級、尾の長さが60度以上と言う世紀の大彗星となりました。

この発見から、百武の名は世界中の天文学者また天文ファンに知れ渡り知らない人は極めて少ないほどで、このような功績からシカゴ名所市民など様々な表彰を受けています。この1996年の大彗星は、過去200年間に地球に最も近づいた彗星柄のひとつでもあります。科学的観測によってはいくつかの大きな発見がなされており。中でも、X線の放射が発見されたことは研究者に最も驚きを与えました。このX線は太陽風に含まれる荷電粒子が彗星のコマの中性原子と相互作用することで放射されると考えられています。長周期彗星であり、前回、太陽系内を通過する以前にはその軌道周期は約15000年でしたが、太陽系の巨大惑星からの重力的影響を受け、現在では約72000年に伸びています。

 

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